前回は現地調査についてで、次回は見積りの検討についてと書きましたが、細かい話はすっ飛ばして契約した内容について書かせて頂きます。
契約したシステムは長州産業のHITで、233wのパネルCS-N233SJ01を35枚、合計8.155kwにしました。
これを選んだ理由ですが、太陽光発電をやるのであればできるだけ多くの容量を乗っけたいと思いHITを選びました。
またHITの本家であるパナソニック(三洋)でなく長州産業を選んだ理由は、親が雨漏りを心配していたため雨漏り保証がついていたためです。
パネルが出力する電気は直流なのでそのままでは利用できないため、交流に変換するためのパワーコンディショナ(以下パワコン)が必要になります。
8.155kwのシステムでは1つのパワーコンではまかなえないので、2台のパワーコンディショナが必要です。
35枚の内、25枚の5.825kwに対してパワコンは定格容量5.5kwのSSI-TL55A3CS、接続箱は5x5の5回路で6回路まで対応できるPVC-SNK62を使います。
残りの10枚の2.33kwに対してパワコンは定格容量2.7kwのSSI-TL27A2CS、接続箱は5x2の2回路で4回路まで対応できるPVC-SSKR4を使います。
25枚の5.825kwに対して小さい定格容量5.5kwのパワコンを使うのは心配ですが、色々損失があるため大丈夫だと長州産業の資料にもあるので大丈夫なのでしょう。
パワーコンディショナと接続箱の詳細についてはこちらを参照してください。
パネル・パワコンの他に太陽光発電に接続する機器として、モニターがあります。
モニターが無くても、売電メータを設置すれば売電量は分かりますし、パワコンの表示には発電量がでますし、発電した電気の利用・売電できますが、基本的には設置するようです。
モニターも長州産業の販売しているものでも良いのですが、ナビ・コミュニティ株式会社
のEcoNAVI TE-GBZHEMS51212にしました。
こちらのモニターですが、表示するための液晶画面は無く、発電量・使用量・売電量をインターネット上のデータセンタに送信して、パソコンや携帯電話などのブラウザで閲覧できるようです。
また、1日1回メールで報告もされるようです。
これだけでは特にお得に感じませんが、、発電した電気で売電せず宅内で消費した電気の環境価値をグリーン電力証書化して、ポイントが貯まり商品に交換できたりするそうです。
また、環境共創イニシアチブのHEMSの機器として補助の対象となっています。
こちらのEcoNAVIについては、インターネット上にもほとんど情報がないため、今後書かせていただきたいと思います。
金額については詳しくは書きませんが、J-PECの24年度の国の補助金の良い方に対応できる額には収まっています。
補助金については、国のJ-PECからは285,250円、東京都からは816,000円、新宿区からは300,000円、HEMSとして環境共創イニシアチブからは100,000円の合計1,501,250円をいただけるそうですが、工事や系統連系開始から半年くらいたたないと貰えないそうです。
ローンの金利がかかるので早く貰って繰り上げ返済したいところですが...
業者さんから頂いた導入提案書では、年間339,550円費用が削減されるということですが、どうなることでしょうか?
次回は、設置の工事について書かせていただきます。
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